雑木林にたたずむ小さな白い家をイメージしてデザインしています。
2階の天井高さを低くしていますので、その低さが外観にでて、高さを抑えたかわいい感じの外観になっています。
軽井沢町の薪ストーブがある白い木の家
雑木林の中のデッキテラスで内と外を楽しむ住まい
設計ポイント
軽井沢の雑木林の中に計画した延べ約30坪の住まいです。別荘ではなくて、Mさんご家族は東京から移り住みます。冬は寒い軽井沢に永住するための住宅ですので、屋根や外壁、開口部の断熱には特に配慮した設計になっています。1階は薪ストーブのあるリビングを中心にしてワンルームのようなプランになっています。リビング、ダイニング、キッチンのどこからも南に面した広いデッキテラスに出ることができます。夏には雑木林の木漏れ日の中でテイータイムを過ごすことができます。
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外観
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薪ストーブ薪ストーブをセットしたリビングです。奥に対面式のキッチンが見えます。
キッチンカウンターの下はこちらから使うオープン収納にしていきますので、読みかけの新聞や週刊誌などを一時収納できます。 -
キッチン大工さん工事で作りつけにしたキッチンです。
人口大理石のカウンターの奥行を1mにして、両側から作業できるようにしています。 -
和室来客時などに多目的に使える和室には、風通りに配慮して地窓をつけています。
3方向の開口部から風を取り込むように計画しています。天井は群馬県産材の杉です。 -
寝室2階の寝室はMさんのこだわりを生かして、天井を低く設定しています。
屋根裏にこもったような感じでくつろげる空間になっています。サッシは高断熱の樹脂サッシです。
施工概要
- 所在地
- 軽井沢町:峰岸HOUSE
- 竣工
- 2013年4月
- 構造・工法
- 木造2階(軸組工法)
- 敷地面積
- 151.9坪 (502.15m2)
- 延床面積
- 31.06坪(102.88m²)
- 設計者
- 光設計
- 施工
- 恵那建設(前橋市)