東京都目黒区でワンルームのリビングキッチンのある木の家
ワンルームのような開放的なリビングの住まい
設計ポイント
斎藤さんの住まいは、道路との高低差(約1m)を利用して半地下のある住まいになっています。地下には玄関とオーデイオルーム、1階はほぼワンルームのリビングキッチンです。構造の大きな梁を見せて、ダイナミックなリビングになっています。南側のデッキテラスとは木製のフルオープンできる引き戸で連続した空間になっています。キッチン、収納など全て大工さん工事で作り付けにしています。
■掲載誌
・2003年 講談社 「狭さ克服!間取りで成功した500の実例集」
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外観南側の広いデッキテラス、2階バルコニーの通風口、グレーのラインが入った外壁、建て込んだ都会の中でひときわ落ち着いた外観の住まいになっています。
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ポーチ道路から下がった半地下に玄関があります。
ポーチの階段はテラコッタイル、壁は打ち放しコンクリートです。
雨に濡れないように、でもポーチは明るくしたいのでガラスの屋根を架けています。
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2階ファミリーコーナー階段を上がったところの2階ファミリーコーナーです。
廊下になる部分を少し広めにして、ソファを置いてくつろげるようになっています。
正面は南側のバルコニー、大きなトップライトから光で明るいスペースになっています。 -
キッチン大工さん工事のキッチンです。
人口大理石カウンターは奥行き1m、ランド型の換気扇フードを使っています。 -
浴室桧の特注のバスタブです。床のタイルは冷たさを感じない温感タイル、壁と天井は桧の羽目板です。
床のすのこも広めにして水の流れをよくしています。右側はデッキテラスにつながります。
視線をカットするためにイペという硬い木を縦の格子にして坪庭のように囲んでいます。
施工概要
- 所在地
- 目黒区:斎藤HOUSE
- 竣工
- 2002年6月
- 構造・工法
- 地下鉄骨造+木造2階(軸組工法)
- 敷地面積
- 30.63坪 (101.26m2)
- 延床面積
- 47.2坪(156.35m²)
- 設計者
- 光設計
- 施工
- 参創ハウテック(文京区)