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小さな平屋住宅夫婦2人で住む床下エアコンで快適な我孫子市の木の家

2台のエアコンを床下設置でヒートショックを防ぐ
全館空調のような温熱環境の住まい

設計ポイント

ご夫婦お二人で住む小さな平屋の木の家です。
2台のエアコンを床下に設置して、家全体を夏涼しく、冬あたたかく過ごす工夫をしています。

床下全体にエアコンの空気が流れるようにして、北側の洗面脱衣室やトイレ、
廊下などもヒートショックのない、全館空調のような温熱環境の住まいを目指しています。大工さん工事でキッチンの食器棚、テレビカウンター、ベンチ収納、パソコンデスクなど部屋に合わせて使いやすいように作り付けにしています。内装材や断熱材などに自然素材を使用して、家全体が呼吸をして室内の湿気などを調節して省エネルギーのエコロジーな住まいになっています。

玄関

南側には大きなデッキテラスを計画して、内と外が楽しめる家になっています。庇も大きく張り出していますのでデッキテラスの2/3は雨が降っても濡れません。庇には緑のカーテンや葦簀用のフックをつけてあります。

リビング

キッチンの流し台はリビングから見えないようにカウンターの高さを少し高く設定しています。天井は宮城県のくりこま杉、壁は珪藻土、床はなら無垢フローリングです。

梁を表しにして勾配天井のリビングです。トップライトから光を取り込んで明るいリビングになっています。1段上がった畳コーナーの下は引き出し収納になっています。

畳コーナーはリビングと続き間になっています。障子を引き出すと個室としてお客さまのお泊まりにも便利に使うことができます。

畳コーナー1

縁なし畳を使い、シンプルなスッキリした和室になっています。

畳コーナーからも直接にデッキテラスに出ることができます。

畳コーナー2

畳コーナーは寝室ともつながっていますので、暮らしのシーンで工夫次第で便利に使うことができます。

1段あがった畳コーナーの下には大きな引き出し収納があります。

キッチン

キッチンはLIXILのシステムキッチンを使っていますが、食器棚は大工さん工事で作り付けにしています。正面はインターホンや照明のスイッチなどをきれいに並べた凹み棚です。

ご主人のお部屋

床から天井まで本棚を作り付けにしたご主人の部屋です。
トイレ

本好きのご主人のためにトイレにも小さな本棚を計画しました。手洗いカウンターをつけて広めのトイレにしています。

床下エアコン

通常は壁に掛けるエアコンを床下に設置しています。2台のエアコンで家全体をあたためたり、涼しくしたりします。

床下エアコンの空気の通り道になる床下は、メンテナンスのために70cmの空間を確保しています。掃除機での掃除がしやすいように基礎断熱材の角に木製の斜め材を取り付けています。

デッキテラス

南側には大きなデッキテラスを計画して、内と外が楽しめる家になっています。庇も大きく張り出していますのでデッキテラスの2/3は雨が降っても濡れません。庇には緑のカーテンや葦簀用のフックをつけてあります。
外観

道路からはスロープで玄関ポーチに行けるようにしています。手すりもつけて高齢化に配慮しています。
南側の外観

南側にはおおきなデッキテラスを計画しています。庇も大きく張り出していますので雨にも濡れないで洗濯物を干すことができます。