小平市で 埼玉県西川材 山の木の伐採からの家づくり
埼玉県西川材 山の木の伐採からの家づくり
お客様のご要望
「引き渡しからの一週間は家具の搬入、カーテン取り付け、絵の飾りつけ、庭木の植え替えであっという間に過ぎました。
昨日は子や孫にお披露目をし、皆があげる感嘆の叫び声を二人でしてやったりという思いで楽しみました。
あちこちの造作への心配りが思い通りにしっかり発揮されていて、私自身も心から満足しております。
近所の方は「近場の別荘ですね」といってくれ、娘たちは「パパのお城だね」といいます。たしかに、自宅を出て数歩あるいたところに別世界がひろがり、コーナーの特等席に座れば城主の気持ちになれます。
飾られた叔母の6枚の風景画を見ながら、孫娘が「美術館みたい」といいました。東の高窓の奥行き感にはこの建物が「只者ではない」と思わせるものがあります。「そう、ここは美術館なんだよ」と思わず言ってしまいました。
白い塗り壁と木の相性もとてもよく、ほれぼれと見とれてしまいます。素足で床の感触も楽しみながらこの離れを作って良かったなとつくづく思いました。
思いつくままに勝手な注文をする二人に辛抱強く応えてくださり、また私たちには思いもつかない提案もしてくださった栗原さん、小泉さんに心から感謝いたします。また、当麻さんにも大工さんの技が随所にみられるこんなにもしっかりとした素晴らしい木造の家を作り上げてくださったことに感謝申し上げます。大切に使わせていただきます。本当にありがとうございました。」
設計ポイント
NPO法人「西川・森の市場」での建築主Iさんとの出会いから約1年と9ヶ月、長いようで短い道のりでした。西川材の杉が大好きというIさんご夫妻にふさわしい木の香りいっぱいの離れになっているのではと思います。これから白い壁面にIさんの絵を飾ったり、本棚にはたくさんの本が並んでご家族のみなさんの楽しい声が響きわたる空間になってくれると思います。Iさん、ご家族の皆さんでこの美術館のような離れの中でこれからずっと楽しい時間と思い出を重ねていってください。
-
ファミリールーム奥行きのある祠のような3つのトップサイドライトから優しい光が差し込みます。天井と床は西川材の杉板、白い壁は薩摩中霧島壁です。天井の大きな梁も西川材の杉です。
-
ファミリールーム杉の大きな大黒柱が2階の梁を支えています。白い壁面にはピクチュアレールをつけて美術館のように絵を飾れるようにしています。
-
ファミリールームスケルトンの階段の踏み板は西川材の杉厚さ38mm、スチールの白い手すりを15㎝間隔でつけています。
-
ファミリールーム大きな本棚も西川材の杉のパネルで製作しています。
-
階段2階から見下ろす階段です。
-
2階ギャラリー2階の床は厚さ38mmの杉板で構成されています。床の西川材の杉の目がとてもきれいです。
-
玄関玄関の床は豆砂利洗い出し仕上げにしています。ベンチ収納付きです。
-
外観街に溶け込むような外観と色使いにしています。
施工概要
- 所在地
- 東京都小平市
- 竣工
- 2024年1月
- 家族構成
- 夫婦2人
- 建ぺい率
- 40%
- 容積率
- 80%
- 構造・工法
- 木造軸組工法
- 構造材
- 埼玉県飯能市の西川材 檜 杉
- 基礎
- ベタ基礎
- 規模
- 2階建て
- 敷地面積
- 70坪 (231.40m2)
- 床面積
-
1F:
11.18坪(37.03m²)
2F: 5.25坪(17.39m²)
- 延床面積
- 16.43坪(54.42m²)
- 施工
- 有限会社 当麻工務店