小平市I様からのお便り
引き渡しからの一週間は家具の搬入、カーテン取り付け、絵の飾りつけ、庭木の植え替えであっという間に過ぎました。昨日は子や孫にお披露目をし、皆があげる感嘆の叫び声を二人でしてやったりという思いで楽しみました。
あちこちの造作への心配りが思い通りにしっかり発揮されていて、私自身も心から満足しております。
近所の方は「近場の別荘ですね」といってくれ、娘たちは「パパのお城だね」といいます。たしかに、自宅を出て数歩あるいたところに別世界がひろがり、コーナーの特等席に座れば城主の気持ちになれます。
飾られた叔母の6枚の風景画を見ながら、
孫娘が「美術館みたい」と言いました。
東の高窓の奥行き感にはこの建物が「只者ではない」と思わせるものがあります。「そう、ここは美術館なんだよ」と思わず言ってしまいました。
白い塗り壁と木の相性もとてもよく、ほれぼれと見とれてしまいます。素足で床の感触も楽しみながらこの離れを作って良かったなとつくづく思いました。
思いつくままに勝手な注文をする二人に辛抱強く応えてくださり、また私たちには思いもつかない提案もしてくださった栗原さん、小泉さんに心から感謝いたします。
また、当麻さんにも大工さんの技が随所にみられるこんなにもしっかりとした素晴らしい木造の家を作り上げてくださったことに感謝申し上げます。
大切に使わせていただきます。本当にありがとうございました。