成城のエコハウス 住まいの「なかみ」見学会 開催のお知らせ
どんなふうにできあがっていくのか、どうやってつくられているのか…住まいの“なかみ”とは、出来上がった時には隠れてしまうところ。見る機会の少ない工事途中を見ていただくものです。
外断熱材Baubio-断熱N、セルロースファイバーの断熱材、羊毛の断熱材、通気の工夫、給水・給湯配管の工夫などの“なかみ”を実際に見ていただきながら詳しく説明をします。光設計の「呼吸する住まい」の“なかみ”を見るいい機会ですので、是非ご参加ください。
施工は調布市の藤森工務店さん、地域の工務店とのネットワークによる呼吸する住まい……、住まいの“なかみ”の実際をご自身の目と心で体感してください。
会場:成城のエコハウスK-HOUSE
世田谷区成城9丁目
日時:2016年4月10日(日) 13:00〜16:00
14:00〜14:30 住まいの「なかみ」について
詳しい説明を予定しています。
交通:小田急線成城学園前駅から歩約20分
お申し込み:事前申し込み制です。
メールにて光設計まで事前にお申し込みをお願いします。
詳しい案内図を郵送します。
メール:hikari.kuri@kokyusumai.com
* 「成城のエコハウス」は木を知り尽くした棟梁の藤森嘉孝さんが構造材などを手刻みで加工をしながら工事をしています。
1991年 有限会社藤森工務店代表取締役
2007年 国土交通大臣建設マイスター優秀施工者賞受賞
2010年 (社)東京建築士会主催「銀座建築デザイン大学」
で伝統貫工法による木造住宅の施工について講演
2014年〜 東京建築高等職業訓練校副校長
・建築大工の実技の講義
・建築大工の工作法の学科の講義
2015年 建築士会全国大会 石川大会 にて伝統的技能者表彰(東京都代表)
■建築上のポイント
?厚さ180mmのべた基礎にしています。要所の柱をホールダウン金物で基礎のコンクリートに緊結しています。
?土台は木曽桧の4寸角を使用しています。また気密基礎パッキンを使い、基礎立ち上がり部など内側を断熱することにより、基礎断熱工法の住まいにしています。
?通し柱と柱はすべて無垢の木曽桧4寸角を使用しています。
?構造の梁を組む座金に天然ゴム付き座金を使い、木痩せに対処することにより、地震時の建物の揺れを小さくすることに配慮しています。
?小屋裏はセルロースファイバー断熱材を150mmの厚さで吹き付けています。
?外壁はボード状外断熱材Baubio-断熱N、柱間に羊毛の断熱材ウールブレス充填の2重断熱工法にしています。
?屋根はボード状外断熱材Baubio-断熱Nを使って、断熱を強化して通気工法の屋根にしています。
?デユポン社の最先端の特殊気密フィルム可変透湿気密シート「ザバーンBF」を使い、自然素材系断熱材との相乗効果で湿気を透湿させて、壁体内の「夏型結露」のリスクに対処しながら、高気密な住まいにしています。
■設備上のポイント
?給水・給湯の配管をさや菅ヘッダー方式にして、将来のメンテナンスや
維持管理に備えています。
?太陽の熱でお湯を採るソーラーシステム(東京ガスSOLAMO)を屋根上に
設置して、家中のお湯と床暖房に太陽熱を利用するエコハウスにしています。