07 外壁断熱材 Baubio-N
外断熱材 Baubio-断熱N
外部の熱を遮断し、火にも強い、吸放湿する優れた外断熱材
外壁の外断熱材も屋根と同じBaubio-断熱Nを使っています。Baubio-断熱Nはけい酸カルシュウムを原料にした吸放湿機能がある断熱ボードです。光設計で外壁の断熱材として使っているのは主に25mmの製品です。
柱の外側にBaubio-断熱Nを貼り、その外側に通気層を確保します。この通気層は屋根の通気層につながっています。基礎の水切り部から入った空気は外壁〜屋根の通気層を通って棟の換気口から外部に排気されます。
柱の外側に使う外断熱材にはいろいろな製品があるのですが、火に強いものは少ないのです。そんな中でBaubio-断熱Nは自然素材でしかも燃えないという特徴があります。新築する家の屋根と外壁に外断熱材として使用することで耐火性能と断熱性能が発揮できることになります。
Baubio-断熱Nと、充填断熱材の羊毛断熱材ウールブレスを組み合わせることによって、オリジナルの外断熱通気工法の屋根と外壁を構成することができます。
この構造にすると、家の中の湿気が
「室内側自然素材→可変透湿気密シート→ウールブレス→Baubio-断熱N→透湿防水シート→通気層→屋根通気層→棟換気口から外部へ」と言う具合に自然に外に排出されるようになります。
室内側にも吸放湿性のある珪藻土、無垢の羽目板、月桃紙、自然塗料などの自然素材を使うことによって、冬は暖かく、夏は涼しく、空気のきれいな住まいが実現します。
柱の外側に施工中の外断熱材Baubioです。
呼吸する住まいの外壁の構造模型です。
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