地熱を利用する杉並I-HOUSEの工事が始まりました

昨日から杉並I-HOUSEの工事が本格的に始まりました。地熱を利用するためのアルミのパイプ（直径20ｃｍ、長さ7ｍ）2本を大型クレーンを使って埋設しました。

ドリルで直径約30ｃｍの穴をあけています。アルミパイプは1365ｍｍ離して2本埋設します。

開けられた深さ7ｍの穴です。

長さ7ｍのアルミパイプをクレーンで吊って穴に落とし込んでいます。

頭の高さを確認しています。

アルミパイプの周囲にモルタルを充填しています。これで地中熱を利用するためのパイプの敷設は終了し、これから地下部分の掘削の工事が始まります。

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“地熱を利用する杉並I-HOUSEの工事が始まりました” への4件のフィードバック

1. tokyomachiya より:

   2006年3月18日 12:57 AM

   1650mm離す意味は何なんでしょう？
   1820ｍｍでは効果が出なくなってしまうのでしょうか？
   地盤改良用に植える鋼管杭を利用することはできないのでしょうか？
   質問ばかりですいません。
   良いものならぜひ使ってみたいと思って・・・。

2. kokyu-ie より:

   2006年3月18日 2:05 PM

   離す距離は1365ｍｍです。設置する場所の関係でもっと近接させて設置したかったのですが、2本のアルミパイプに有効に地熱を伝えるのにはこれ以上近づけない方がいいということなのです。このアルミパイプには内側にフィンがついていて、パイプ内側の表面積を大きくして地熱を有効に取り込む工夫がしてあります。

3. tokyomachiya より:

   2006年3月18日 4:51 PM

   栗原さん、御説明ありがとうございました。
   1365以下にするとオーバーラップする部分が出て、有効に熱を伝えられないのは、なんとなく理解できます。それならば、１３６５以上離れる分には問題ないように思いますがいかがでしょうか？また熱伝導率の良い金属が良いと言うのは判りますが、アルミではなくて鋼管ではダメなのでしょうか？フィンを付ける代わりに、本数を２本ではなく６本ぐらいにしてはいけないんでしょうか？
   地盤改良用の杭を何とか利用できないかと思っています。

4. kokyu-ie より:

   2006年3月18日 5:21 PM

   間隔を大きくするのは問題ないはずです。もし鋼管杭を利用することを考えれば1820ピッチにして本数も増やすことも考えられると思います。集めた空気熱を有効に利用するのは東京町家さんのノウハウいっぱいの分野ですので、鋼管杭を使って夏の冷風システムに利用できるといいかもしれませんね。