第1回スライドセミナー（N-HOUSE）

Nさんはご夫婦+子供たち4人の6人家族。東京郊外の敷地は角地の28坪、半地下のある木造2階、延べ約35坪の住まいです。半地下は地面より1ｍだけ顔を出しています。天井近くに窓も付けていますので、地下室といっても暗い部屋にはなっていません。地下はご主人の部屋と書庫、子供の部屋。1階は玄関、リビング、浴室など。2階は全て畳の小さな部屋が3つ、お母さんと子供たちのスペースです。

北側の外観です。いつもの縦格子の門扉、アプローチにも屋根を付けています。ここの窓だけ防犯格子もカナダ杉の縦格子にしてアクセントにしています。門の隣の塀が凹んでいるところには表札がつきます。

玄関です。玄関扉はいつもの縦格子、天井はＮさんのご希望で小さな丸竹を並べています。ちょっと昔の民家のようないい雰囲気になっています。

リビングダイニングです。カウンターの一部に奥様専用のパソコンコーナーをつくっています。正面をコルクボードにして、メモなどをピン止めできます。壁の仕上げは珪藻土、天井は梁の構造を現しにしてくりこま杉を貼っています。

半地下のご主人の部屋です、正面はドライエリアの庭で、デッキを貼っています。左側の天井近くの窓のすぐ下が地面の高さです。地下とはいってもこれだけの窓がありますので、明るくて風通りもよくなっています。

地下の書庫です。床から天井まで大工さん工事で作り付けにしています。まるで小さな図書館のようです。

2階の畳のお母さん+子供室です。天井の高さを確保したかったので、構造の梁を現しにしています。右側の板戸は布団収納です。

キッチンはTOTOのシステムキッチンのレガセスです。後ろの食器棚は大工さん工事でつくっています。

浴室は下から60ｃｍはタイル貼り、その上の壁と天井はカナダ杉です。窓は上下に2つつけて換気効果を高めています。

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“第1回スライドセミナー（N-HOUSE）” への4件のフィードバック

1. sizu K より:

   2005年9月24日 5:09 PM

   作りつけの家具は統一感がすごくてステキですね。キッチンの奥さま専用のカウンターもかわいいアイディアだとおもいました。半地下のお部屋もいわゆる地下の暗いイメージと全然ちがってとても明るそうですし、でもそれでいてプライベートな場所という感じで仕事もはかどりそうでいいですね〜。またまたすてきなお宅をアップしてくださってありがとうございました。とっても見るのが楽しいです。

2. うさこ より:

   2005年9月26日 12:32 AM

   リビングダイニングのパソコンコーナーつきの収納，いいですね！
   わたしもこんな風にダイニングに造作の収納をつけたいなーと考えています。
   コルクもはると，前にメモできて便利そう！
   ちなみに使っている材料は何ですか？

   地下の書庫もいいですね！
   うちは本がものすごく多いので，その収納にも悩んでいます。
   事務所には移動式の書架を入れるつもりなんですが，住居のほうにはスペースがないので，ひとまず子供部屋にする予定の３階が本部屋になりそうです。

3. kokyu-ie より:

   2005年9月26日 11:11 AM

   sizu Kさん、作り付けの家具にすると、住んでから余計な家具が部屋にでてこないので広くしかも素材が統一されていますので、スッキリします。

4. kokyu-ie より:

   2005年9月26日 11:16 AM

   うさこさん、パソコンコーナーのテーブルはタモ集成材、デスクの上の棚板なナラの無垢、扉や引き出しの前板はベイ松合板です。塗装は全てナチュレオイルという自然塗料です。コルクのメモ貼りは学校のお知らせ、子供たちへのメッセージなどが貼れてとても便利ですよ。