梅雨の山桜桃（ゆすらうめ）です

庭の山桜桃（ゆすらうめ）です。赤い8ｍｍくらいのつやつやした実が梅雨時の緑に映えてとてもきれいです。子供の頃は、おやつ変わりによく食べたものです。この他には桑の実もよく食べました。紫色の桑の実は木いちごみたいで甘くておいしかったです。私と同じくらいの年代の人、みなさん、食べましたよね。（東京で育った人たちは食べていないのかな？）

梅雨のいまの時期になると庭のゆすらうめの実が真っ赤になります。子供の頃、２軒となりの友達の家にこのゆすらうめがあって、よくみんなで採って食べたものです。甘酸っぱくてとても美味しいのです。12年前ころ、工事をした埼玉県東松山市の斎藤さんの庭にこのゆすらうめを見つけて、お願いをして小さな株をいただいて来ました。それが事務所の前の庭でこんなに大きくなって、毎年赤いかわいい実をつけます。少し採って食べる度に、45年前の子供の頃の遊び友達の顔や声が懐かしく浮かんできます。でも何故か子供のころの記憶にある味とはちがうようです。初恋と同じで子供のころの思いでというのは甘酸っぱいのかも知れません。

梅雨のこの時期は、こんなかわいいものも顔を出します。これはチャコがお花見をしていたハナミズキにいたカタツムリです。

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“梅雨の山桜桃（ゆすらうめ）です” への3件のフィードバック

1. tokyomachiya より:

   2005年6月24日 10:37 AM

   ゆすらうめ、聞いたことはありますが、写真で見るのは初めてです。
   ましてや、食べたことはありません。
   人間の記憶の内、視覚の部分って意外に小さくて、嗅覚や味覚、聴覚のほうが大きいそうです。
   阪神の震災でも、ヘリコプターの音がトラウマになっているとか聞きます。
   食べ物や音楽で、昔の思い出がフラッシュバックする。
   友達や楽しかったことならいいですね！
   藁葺きの民家で育った人は、観光地に行って民家に入ると、その匂いで昔の自分に会えるのでしょうね。

2. 横浜の山梨です より:

   2005年6月26日 4:07 PM

   栗原さんのブログは毎日見ても飽きませんね。私、パソコン好きで、ブログ作成に興味津々ですが、毎日原稿を更新する元気は今のところありませんから当分は手を付けないでしょう。ゆすらうめの写真を見て、立て替える前の家の庭にあったことを思い出しました。お友達がその家を買ったときにプレゼントしてくれた物でしたが、家を建て替えるに当たって残念ながら処分してしまいました。毎年、赤い甘ずっぱい実が沢山なって、職場に持っていったものでした。私は東京で生まれて育ったのですが、こどもの頃はグミの実を食べました。やはり、甘ずっぱい実でした。夏休みに遊び回ってはご近所の庭からいただいていましたね。tokyomachiyaさんのおっしゃる通り食べ物や音楽で記憶がフラッシュバックするのでしょう。きょうは湿度も高くて蒸し暑いけれど、栗原さんのお陰で風通りの良いアトリエでエアコン無しで過ごしています。

3. kokyu-ie より:

   2005年6月26日 4:29 PM

   山梨さん、コメントありがとうございます。今日はお休みで2階のアトリエにいる姿が想像できます。公園からの風が入ってきてエアコンレスでも過ごせるのだと思います。もしかすると今年はあまりエアコン使わないでも済むかも知れませんね。