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自然素材を使って健康と環境に配慮した住まいを設計して20年.....光設計のノウハウ満載ブログ

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江戸の「粋」を今に活かし、自立循環型社会を目指してオーガニックなく暮らしを旨とするエコ住宅です。

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呼吸する住まいに住んでいる人の日記

好奇心とチャンレンジ精神いっぱいの主人が呼吸する住まいの楽しみ方を綴ったブログ

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古いものを生かそう:見直しの住居学10

昔の民家が見直されています。民家情報のネットワークや民家を解体して希望地に再建する組織があり、梁や柱などの材料を1本単位で販売する古材専門店もあります。知人のアメリカ人の夫と日本人の妻の夫婦も古民家を購入して山梨県塩山市に住んでいます。外国の人に日本の古くて良いものを認める傾向が強いのはどうしてでしょうか。織物、やきもの、歌舞伎に相撲。外から見る方が、日本の良さが鮮明に感じられるのかも知れません。

1997年環境先進国ドイツにエコロジー住宅の視察に行った際、ドイツのエコロジー建築家ホルガー・ケーニッヒさんに「日本には江戸、明治、大正とエコロジーな暮らしの歴史があるのに、何故ドイツまで来るのですか。日本にこそエコロジーの原点があるのに」と言われたことを思い出します。本当にその通りだと今は考えています。

古いものを生かそう:見直しの住居学10塩山市「伝匠舎古材ギャラリー」で
購入したクリの柱を大黒柱に使った
リビング


民家の再生といった大掛かりなことでなくても、家づくりに古いモノを生かす方法があります。今までの家を壊して建替えの場合、何かひとつでも、それまでの家にあった古いものを新しい住まいに使ってみましょう。高価なものや立派なものである必要はありません。家族にとって思い入れのあるものを新しい住まいに生かすことは、家族が過ごしてきた時間を次の世代に引き継ぐことでもあるのです。

古いものを生かそう:見直しの住居学10
【写真左】昔の家の書院の小障子を新しい住まいの階段の照明カバーとして転用
【写真右】繊細な仏壇の扉部分を再利用した作りつけの仏壇


古いものの生かし方はさまざま。床の間の小さな障子は新しい住まいの照明器具のカバーになったことがあります。仏壇の細工の細かい格子戸をそのまま利用して仏壇スペースを作ったり、屋根の鬼瓦をアプローチの飾りに使ったり。大切なことは住まいの中で、きちんとした場所を与えることです。新しい住まいで、古いものは不思議な力を発し、世代を超えて住む人の心をつないでいきます。


古いものを新しい住まいに生かした施工事例をご紹介


古いものを生かそう:見直しの住居学10床の間の違い棚を新しい
住まいの玄関の飾り棚に転用

古いものを生かそう:見直しの住居学10
【写真左】蔵戸や引き出しの前板などを再利用したマンションの玄関リフォーム
【写真右】昔の住宅の欄間を組み込んだ引き戸。ガラスでサンドイッチしてホコリが入るのを防いでいます

提供:ホームページ制作のe売るしくみ研究所